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顧問 ベリーベスト法律事務所

4月21日月曜夜11:15 TVタックルを見て考える『風営法とダンス』

ビートたけしのTVタックル 「踊れない国ニッポン!ここがヘンだよ風営法SP」 

 

 

 

ダンスへの規制は風営法によるものです。

終戦直後の混乱期1948年に発布されたものです。

「善良の風俗と清浄な風俗環境を保持し少年の健全な育成に障害を及ぼす行為を防止」するという事が目的とされましたが同時に売春の隠れ蓑に使われていたダンス施設を取り締まるためのものでもありました。

 

2012年風営法の一部改正に伴い警視庁が以下の主旨のコメントを発表しました。

 

’’ペアで踊らないダンス、ベリーダンスや盆踊りは規制の対象外になるものの、ペアで踊るダンスはこれまで通り規制の対象となる。それは「男女間の享楽的雰囲気が過度にわたる可能性」が規制の対象基準だからだ’’

 

 

時は移り学校教育にダンスが取り入れられる時代になりました。

 

今、社交ダンスと売春を結びつけて考える人はどれだけいることでしょう。

 

番組内で「ノーパン喫茶」など脱法風俗ビジネスの歴史も取り上げるという事ですが、これらのビジネスと社交ダンスが同じ法律の規制対象という現実に驚くばかりです。