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顧問 ベリーベスト法律事務所

【ワルツの種類】


『ウィンナーワルツ』(=ヴェニーズワルツ*音楽ではウィンナー/ダンスではヴェニーズワルツ)を世界的にはワルツと呼びます。
ウィンナーワルツの3拍子は、3拍が均等な長さを持たず、2拍目をやや早めにずらすように演奏されます。フロアーの上を小さめの足取りで、くるくると回るダンスです。舞踏会でテンポよく軽快に踊るスタイルがこちらのスタイルです。



『スローワルツ』(=イングリッシュワルツ)を社交ダンスの競技ではワルツと呼びます。
ゆっくりとした3/4拍子で1拍目にアクセントがある音楽で踊ります。ステップも1歩1歩が大きく、雄大に踊るダンスです。

スローワルツの動画

ウィンナーワルツの動画

舞踏会でウィンナーワルツを踊る動画(デビュタント)

Wellerは女性を持ち上げたりと力強い動きが特徴で、男女が身体を寄せ合って踊るダンスだったため品が無いとみなされて長年禁止されていました。
ですが農民たちは密かにWellerを楽しみ続けて来ました。

16世紀に入ってから都市部に伝わると、より優雅な動きが好まれるようになりワルツに発展していきます。1776年にはワルツが収録された最初のオペラが完成します。その後モーツアルトもオペラにワルツを取り入れます。
ワルツは王宮でも踊られるようになり、最終的にはハプスブルク宮廷文化まで昇華します。

世界的にワルツが広く知られたのは1814年に開かれたウィーン会議の際です。(ウィンナーワルツ)
ワルツは特に革命後のフランスでは開放的な空気も手伝って熱狂的に受け入れられました。
その後1830年から1840年の間にダンス音楽団の団長であったヨーゼフ・ランナーとヨハン・シュトラウス1世により、さらにヨハン・シュトラウス2世の手で現代の洗練されたワルツの旋律が完成されます。